続ブログションガネー

心にうつりゆくよしなしごと

「この感動は、一生に一度だ」ラグビーワールドカップ2019観戦記(1)

少々時間が経っていましたが、2019年に開催されたラグビーワールドカップ2019の観戦記を数回に分けて書こうと書きます。観戦記といっても、私はいわゆるにわかファンのため、試合の感想というより観戦旅行記となりますが。
ともあれまずは、私のラグビー観戦史を…。

私の世代だと、最初に「ラグビー」という言葉を耳にしたのはドラマの「スクール・ウォーズ」ではないかと思います。私はドラマは見ていなかったのですが、それでも目をウルウルさせた山下真司の姿は覚えています。大学に入ると、その学校はラグビーの伝統校だったので、新入生の通過儀礼のような感じでライバル校との試合を年末に観に行きました。
しかし全くルールが分からいまま終わり、その後在学中にラグビーを観戦することはありませんでした。大学卒業後も、国立競技場のサヨナラセレモニーで母校とライバル校のOB戦を観たぐらいです。ただ、最初に観た試合の時に買った監督の「前へ」の書入り応援フラッグが四半世紀後に役立つことになります。
ちなみに母校のラグビー部は、私が卒業してから長い間今一つの成績を残せない状態となってしまいました。

…そして2018年正月。母校のラグビー部が久しぶりに大学選手権の決勝まで駒を進めました。テレビで準決勝の中継を観て母校の勝利を見届けると、決勝戦に行きたくなりネットで急いで残り少なくなっていたチケットを入手しました。年を取ってきて愛校心が気付かないうちに強くなっていたのかな?
久しぶりのラグビー観戦となった決勝戦ですが、サッカーを観るようになっていたので何となくルールもつかめるようになりました。
そして、学生時代に買った「前へ」の書入りフラッグも再び応援の役に立ちました。処分しないでおいて良かった!
残念ながら母校は準優勝となってしまいましたが、ラグビーの楽しさが分かるようになってきたので、来年また母校の試合も観に来ようと思ったのでした。

この試合会場で、ラグビーワールドカップ2019のチケット購入ガイドを配っていました。そしてガイドの表紙に書かれた「この感動は、一生に一度だ」というキャッチコピーに引っ張られました。

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サッカーのワールドカップで「ワールドカップの楽しさ」を知った私は、ラグビーのワールドカップもきっと楽しいに違いないと思いました。
それから、自国開催だった2002年のサッカーワールドカップに行く機会を逃してしまってちょっぴり残念だった思い出があるので、このキャッチコピーに後押しされてチケットの購入を決めたのでした。

※Noteに2021年4月18日に掲載した文章に加筆修正しました。