秩父いってんべぇウオーキングの2日目は、「俳句のまち皆野と里山を味わうコース」で15km歩いてきました。
皆野町から荒川沿いに南下して、秩父市役所前がゴールになります。
この日のスタートは皆野町役場です。秩父鉄道で御花畑駅から皆野駅に移動しました。
駅までの移動の時にツバメがたくさん飛んでいて、さらには巣づくりをするツバメもいました。そしてこの日はこの後も何回かツバメに遭遇したのでした。
御花畑駅も皆野駅も駅名標のデザインが楽しいです。秩父音頭は、前日参加した秩父市役所前のイベントで歌っている方がおられました。
スタートからしばらくして、金子兜太氏の句碑を見つけました。
「裏口に線路が見える蚕養かな」
風景が鮮やかに目に浮かぶ句です。
コースのチェックポイントは新井武平商店でした。売店の前でインスタントの味噌汁が提供されました。塩分が補給できて大変ありがたいです。わかめ、きのこと具沢山で美味しかったので、ひとパック購入しました。
新井武平商店から先、和銅大橋までは秩父鉄道と交差しながら歩みを進めます。
秩父鉄道はいろいろな車体が走っているので眺めているだけで楽しいです。
また、この辺りは古墳が多いです。
秩父市に入ります。車道は長い時間歩いているとどうも車の圧迫感を感じるなあ。
「和同開珎」でお馴染みの和銅遺跡の近くも通ります。この辺り(美の山)に高校のハイキングで来たようなのですが、記憶が抜け落ちています∑(゚Д゚)。
内田家住宅前で2回目の湯茶接待がありました。提供された漬物は最初は野沢菜っぽいと思ったのですが、秩父名物のしゃくしなだったようです。再び塩分補給ができました。
和銅大橋で荒川を渡ります。ここで木に絡まる野生の藤を初めて見ました。藤棚の藤とは違った、たくましい植物に見えます。
和銅大橋を渡り切ったところには飯塚・招木古墳群があります。写真の奥の方にさらに古墳があるようです。
その先は、しばらくの間穏やかな田園風景の中を歩きます。ここは黙々とひたすら歩いた区間だったのですが、それがいい気分転換になりました。
ちょっとばかり丘を越えたら、秩父の中心地が近づいてきました。観音寺、童子堂と札所の近くを通過します。
秩父市は、武甲山に見守られているな…と思える眺めです。
秩父公園橋のワイヤーには見惚れてしまうのです。絶景だ…!
荒川の河原には、釣り人がたくさんいました。
秩父神社から秩父市役所までは、前日歩いたコースとほぼ同じでした。
秩父神社の向かいの公園にはアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のモニュメントがあります。
無事ゴールまで到着し、ウオーキング関連の証明を頂きます。
今回は、埼玉県マーチングリーグのブロンズ・デイリー賞(12日間参加)を頂きました!コロナの影響もあり、達成まで6年かかりました。
この後は土産物を買い、お昼を食べてから家に戻ったのでした。