続ブログションガネー

心にうつりゆくよしなしごと

龍谷ミュージアム秋季特別展 「眷属(けんぞく)」

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京都の西本願寺のお向かいにある龍谷ミュージアムで「眷属」を見てきた。
秋季特別展「眷属(けんぞく)」|龍谷ミュージアム

「眷属」はざくっと言うと一族郎党のこと。今回は仏様の周りにいる眷属の皆さん、例えば十二神将、四天王がメインの展示である。
眷属は顔ぶれが実に豊富で、子ども、玄奘三蔵、インドの神様からお稲荷さんの狐まで含まれる。新薬師寺十二神将が安置されているのも、薬師如来の眷属だから、ということが分かった!
奈良国立博物館に普段はいるらしい迦楼羅大将が、鳥率が高くてしかしかっこよかった。それから東京の霊雲寺蔵の、霊宝をダッシュで追う大威徳明王と眷属の疾走感が気持ちよかった。

見終えたあとは京都駅まで歩いた。西本願寺門前町は、門徒さん向けの旅館や法具店、数珠屋など門前産業が発達していて興味深い。

 

高所恐怖症だが標高2450mに到達できた! 立山黒部アルペンルートの旅(長野駅→地鉄富山駅) 

立山黒部アルペンルートを縦断してきた。
10年前に見た映画「黒部の太陽」の聖地巡礼と今年で廃止になる日本唯一のトロリーバス(立山)に乗るのが目的であった。それから、昔から何となく一回行ってみたかった観光コースだった、というのもある。

今回は長野駅まで新幹線で行き、バスで扇沢に移動してそこから立山に抜けて地鉄富山駅まで行くルートを選んだ。
高速バス電気バストンネル破砕帯トンネル階段階段黒部ダム黒部湖階段ダムカレー🍛トンネルケーブルカーロープウェイトロリーバス階段みくりが池と地獄谷ソフトクリーム階段バス七曲り称名滝再びケーブルカー富山地方鉄道、である。
室堂で一泊するのがベターだろうが、どうしても日程がとれず上記の行程を一日で終えて富山に一泊することにした。
ちなみにスケジュールを組むために日本橋とやま館の観光案内コーナーを利用した。ここには様々な観光関連資料があり、観光相談に乗ってくれる方もいて事前調査には大変ありがたいスポットであった。ここに限らず、各道府県の物産館の観光コーナーは活用すべし。
toyamakan.jp
ちなみにアルペンルートを通過する交通機関のWeb切符を買えば上記の交通がワンストップで利用できるし、スタートする地点で乗車する乗り物の予約もできる。
WEBきっぷホーム | 立山黒部アルペンルート

まずは黒部ダムである。映画「黒部の太陽」ではトンネル工事の最難関として破砕帯が登場するが、洗面所の手洗いの水が破砕帯から出た水だったり、破砕帯の水を使った「ハサイダー」が売られていたり、今では観光客の移動に役立つ存在になっているのであった。また関電の電気バスが通るトンネルの途中には破砕帯の表示もあり、映画の最後に三船敏郎が降り立ったのはこのあたりだろうかと思ったりした。


黒部ダムはとにかく大きかった。それしか感想が出てこないぐらい大きかった。また、ダム沿いのレストハウスは黒部湖を眺めながらダムカレーを食べることができてとても良い。カレーにはキノコが入っていて、長野のご当地感があってこれも良い。


黒部ダムの放水を直近で見られるエリアの近くには、「黒部の太陽」のトンネルのセットを再現した場所があり、破砕帯とトンネルで「黒部の太陽」の聖地巡礼はクリアできた、だろうか。

黒部湖から室堂までは、時間の都合で粛々と乗り物を乗り継いでいく。黒部ケーブルカーは、日本でただ一つの全線地下式とのことだ。確かにケーブルカーというと山の景色を眺めながら乗ることが多いので不思議な感じである。

立山ロープウェイに支柱がないことに驚いたが、旅行後にTverで見たテレビ番組によると、雪崩除けなのでそうである。この辺りだったか、乗車待ちの間にスタッフの方が売りに来たホタルイカの干したやつがおいしかったのだが、うっかり買うタイミングを逃してしまった。
大観峰では乗り継ぎの合間に雲上テラスに行って黒部湖を遠くから眺めた。先ほどはえらく大きく見えた黒部湖が非常に小さく見える。一気に高いところに上がってきたことがよく分かった。

トロリーバスには名残を惜しむステッカーが貼られていた。どう見てもバスなのに、電車というのがやっぱり不思議だった。ただ、乗り心地は軽やかだったような気もする。それから、トンネルの途中に「立山直下」という表示が出てくるのにはワクワクしてしまった。これで旅の目的その2もクリアすることができた。

さて、室堂に到着した。室堂ターミナルは、山の中のバスターミナルという感じがして素敵だ。立山山頂簡易郵便局があったので、土産物屋で絵葉書を買って風景印目当てで自分宛てに本文のない手紙を送った。

そしてあまり想定していなかった収穫に気づいた。標高2450mの室堂平…人生で行った場所の中で一番高い地点に来てしまったのだ∑(゚Д゚)。そういえば、土産物屋で酸素ボンベを売っていた…。
高所恐怖症で登山をやらない私が、公共交通機関のおかげでここまで来られてしまった!!立山黒部の開発をしてくださった皆さん、ありがとうございます!
立山黒部の開発と観光 | 立山歴史探訪 | 楽しみ方ナビゲート | 立山黒部アルペンルート

ターミナルの外に出て、みくりが池を半周した後にみくりが池温泉で自家製のブルベリーソフトを頂き、エンマ台から地獄谷を見物して元の道を引き返してきた。あいにくガスっていたのだがそれでも山々の眺めはなかなかのもので、晴れていただどれだけ絶景なのだろうと思った。次は室堂に一泊してのんびり風景を眺めたり散策したりしながら過ごしてみたいと思った。

室堂からは立山高原バス美女平駅に向かう。車内では観光案内のビデオが流れ、称名滝の見える場所などの見どころでは停車してくれたり、途中で飽きることがなかった。通過した道はマイカーは入れないそうで、そのせいかスムーズに移動ができた。

美女平からは再びケーブルカーに乗った。こちらのケーブルカーは車体の前に巨大な荷台がついていた。立山黒部アルペンルートの乗り物たちはキャラが立っていて実に楽しい。

最後の乗り物移動は、富山地鉄だ。疲れていたので特急で富山に行くことにした。乗ったのは元京阪の車両と見た。地方鉄道で第二の人生を送る車両を見るのは大好きだ。

無事に地鉄富山駅に到着し、スタバで一服してからホテルに行った。夕食は、寿司屋でおいしい寿司を頂いた。満足である。

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清里にフィールドバレエを観に行く

8月初旬、清里フィールドバレエを観に行ってきた。
www.fieldballet.com

清里までは東京からJRで一筆書きの移動ができることが分かり、今回は東京→(北陸新幹線)→佐久平→(小海線)→清里→(再び小海線)→小淵沢→(中央線)→東京のルートを使った。
佐久平で乗り継ぎの待ち時間が長めにあったので、駅のカフェでご当地ラーメンだという安養寺ら~めんを食べた。味噌ラーメンだったが、好みの味付けでおいしく頂いた。
それから少しばかり佐久平の駅近辺を歩き、シャトレーゼでお菓子を購入する。また、佐久市武論尊氏の出身地ということで、駅前にはマンガ「北斗の拳」のキャラクターの描かれたマンホールがいくつか点在していた。

小海線が到着し、清里まで1時間40分ほどの乗車となった。ディーゼル車のゆらゆら感が心地よく、外の風景は眺めがよく、好きな音楽を聴きながらのんびりとしたひと時を過ごすことができた。
途中、JR線の駅で最高地点にある野辺山駅を通過した。子供のころから行ってみたかった駅だ。停車時間が長めだったので、ホームに降りて最高地点の標識を撮影した。

清里駅に着き、宿のチェックインまで時間があったので駅前のレストランでぶどうジュースを飲んで時間をつぶした。
その後、宿に荷物を置いて清泉寮まで行ってみることにした。結構な坂を上ってから食べたソフトクリームは、ちょっとばかりシャリ感があっておいしかった。

夕方、フィールドバレエの会場である萌木の村に向かう。夕食は会場の近所のそば屋で頂いたが、そばにトマトも添えられていたのはご当地感があって良かった。

フィールドバレエを観にきたのは実に久しぶりだったが、会場の周囲にはバレエグッズや食べ物の出店もあって、開演までも楽しく時間が過ごせた。

観に行った日のプログラムはスペシャルコンサートということで、短めの演目の組み合わせだった。
「Tritsch-Tratsch Polka」はチャーミングな雰囲気で、バレエ芸人のけっけちゃんも出演していた。
上野水香の「瀕死の白鳥」は、壮絶な美しさがすごかった。「白鳥」の曲にこの振り付けを組み合わせたのもすごい。
「時雨西行」は日本舞踊とバレエのコラボレーションで、西行の回想シーンの幻想感が会場の佇まいによく合っていた。
白鳥の湖」は3幕と4幕が上演されたが、これもまた終盤の展開が背景の林の奥行きと闇によって深刻さが増した感じがした。

終演後は清里駅方向まで歩いた。前述の清泉寮の上から萌木の村までずっと斜面が続くが、この斜面はどこから始まってどこまで続くのだろう。

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かもめの街釜山訪問記 2日目

釜山滞在2日目、朝食の前に軽いジョギングに出かけた。そこで見かけた風景をいくつか。
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道路の中央がバス専用レーンになっているようだ。バスがどんどん走ってくる。韓国語とバス路線の仕組みが分かったらもっと行動範囲が広がるだろうなあと思った。
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銀杏などの生える並木道が実に気持ちいい。どうやら釜山鎮区の木は銀杏のようだ。
日曜の早朝なので人通りは少ない。

今回の宿泊地はソラリア西鉄ホテルで、モーニングは日本のビジネスホテルのビュッフェ形式だ。最近よく見かける、自分で作るメニューがいくつかあって楽しい。
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ビビンバはトッピングが野菜中心で、デフォルトはよく食べる全州のビビンバよりあっさり目の味付けだが、キムチを多めに入れすぎてやや辛めの味付けになってしまった!
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クロワッサン生地をトースターに挟んで焼くクロッフルは、焼き上がって蓋を開けると生地が膨らんだ。その名の通りクロワッサンの味で食感がワッフルだった。

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この日は地下鉄2号線に乗って海雲台に向かった。地下鉄2号線は、空港からの軽鉄道にも接続しており、前日に行ったセンタムシティもこの沿線にあり、今回の旅行の移動にはフル活用させてもらった。地下鉄の駅には番号が振られており、主要駅では日本語のアナウンスが流れるので悩むことなく利用できた。
下車した中洞駅では、改札外のエリアに鯉がいた。

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中洞駅から海雲台エリアへの道は、並木道でかつ海からの風が吹いて実に気持ちがいい。

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この日のお目当ては海雲台ブルーラインパークの列車に乗車することだったが、予約が取れたのが数時間先の枠だったので、待ち時間に BUSAN X the SKYに行ってみることにした。
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ここはビルの100階にある展望台で、実に見晴らしがいい。ただビルの真下が見えるガラスの床を移動時に必ず通過しなければならず、高所恐怖症の私にはドキドキものの体験にもなった。床の部分に手を伸ばして下の方が見える写真を撮ろうとしたがあまりうまく行っていなかった。

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展望台の下にはおそらく韓国で一番高い場所にあると思われるスターバックスコーヒーがあるので立ち寄ってみた。メニューは日本にないものがあり、ピーチがベースの炭酸飲料を注文した。日本でも時折販売されるカクテル系のフルーツベースのドリンクに炭酸が入ったもので、さっぱりして美味しかった。

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ブルーラインパークの列車の予約時間になったので、乗車地点の尾浦に向かう。
列車は海沿いを走り、乗車時間は片道30分程度だ。座席が全て海に向かっているので乗車時間はほぼ海を眺めていられる。どことなく江ノ電のような雰囲気だと思った。

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昼食は、ミルミョンの店に入った。ミルミョンは冷麺の麺が小麦粉でできていて、釜山名物らしい。注文はタッチパネルで行い待つこと数分で提供され、長い麺をハサミで切りながら食べた。冷麺が好きなので、ミルミョンにもなじめた。付け合わせで提供される牛骨のスープも出汁が出ていておいしい。

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この後ロッテデパートで店員さんの協力のもとお得な買い物をしてからホテルに戻り、荷物をピックアップして帰路の飛行機に乗るために空港に向かった。
帰りは福岡までのフライトだったが、おそらく東京伊丹便より短時間のフライトだろう。そのように短時間のフライトでも機内食は出る。乗務員さんが「サンドイッチ!」と元気に言いながら配ってくれたその中身はイタリアンな味付けのツナサンドだった。

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福岡空港に着いた後、入国審査などを済ませて無事帰国した。
夕食は、国内線ターミナルの「ラーメン滑走路」でとんこつラーメンを食べた。1日の間に日韓の名物麺を食べられるのは幸せなことだ。

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博多では、祇園山笠の準備が始まっていた。

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かもめの街釜山訪問記 1日目

釜山に行くことにした。
昔から博多と釜山をつなぐ高速船のビートルに乗りたかったのだが、なかなか利用するチャンスがなかった。このたび博多に所用ができ、その前後はスケジュールの余裕があったので思い切って釜山→博多のビートルを予約した。そして往路は成田→釜山とした。

近年は国内旅行ばかりしていて、海外に行くのは何と14年ぶりである!その間にうっかりパスポートを失効させてしまうほど行っていない。
…と、出発前にハプニングが起きた。ビートルが緊急点検を行うことになり、乗る予定の便が運休になってしまったのだ。船旅にこだわってフェリーでの移動も考えたが、かなり予定が変わってしまうので釜山→福岡も飛行機で移動することにした。

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さて、成田空港まではスカイライナーを利用した。早くて快適だった。そういえば、成田から韓国に行くのは初めてではないか。昔はよく羽田からソウルに行ったものだ。

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成田空港の警察の検問をやっていたところはまだ残っていた。これは一種の現代遺跡ではなかろうか。
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こういう風景を見ると、海外旅行に行く気持ちが高まってくる。今回は大韓航空コードシェアでJIN AIRを利用し、第一ターミナルの北ウイング出発である。
千葉銀行で両替をしたが、日本の銀行式のオペレーションで処理が早い!
出国審査は機械対応、パスポートへの押印は希望者に行う形式に変わっていた。私は押印してもらった。

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JIN AIR大韓航空の子会社らしい。座席は、前との間が歌舞伎座の3階と同じぐらいか。短期間のフライトなら何とか耐えられる。また、乗務員さんの制服の生地の一部がジーンズなのが面白い。
窓際の席を予約したつもりがうまく行っておらず、通路側の席になったので音楽を聴いたり昼寝をしたりして過ごした。今回のフライトは結構飛行機が揺れて、座席で書いた入国書類の文字がすごいことになってしまった。

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機内食はプルコギバーガーと水だ。プルコギとパンが思ったよりマッチしていておいしかった。パンが固いタイプなので腹持ちも良かった。水は韓進の済州島の水で、火山があるから水か、なるほど、と。
周囲の人には機内食が出ていなかったので、これは大韓航空予約組のみ提供されたのだろうか。

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機内の安全のしおりのイラストに小ネタが色々仕組まれていた。

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無事入国を済ませ、スマホの通信方法を変更し、諸々の滞在に必要なものの引き換えを行って、軽鉄道の駅に向かう。
空港のあちこちにいたカモメのキャラクターは、Boogiさんという釜山のマスコットらしい。かわいい。

ホテルのある西面までは、軽鉄道(沖縄のゆいレールっぽい)と地下鉄を乗り継いで移動した。地下鉄の到着サインの音が波の音とカモメの鳴き声になっている。カモメの街、釜山…!

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ホテルに荷物を置いて小休憩を取ってから、センタムシティにある新世界スパへ行った。ここは新世界百貨店の一角にあるのだが、新世界百貨店の敷地がえらく広くてたどり着くのに結構時間がかかった。
館内にはドライサウナや大浴場などがあり、ドライサウナは男女共用になっている。館内の飲み食いのお勘定はロッカーキーですませる形式だ。
ドライサウナは様々な種類があってそのほとんどに入ってみたのだが、ハマム形式の部屋が気温も雰囲気も一番自分に合っていた。ピラミッドルームは、ピラミッドパワー?で謎の活力が湧いてきたかもしれない。ここでごろごろしたおかげで、移動の疲れが取れたと思う。
小休止で飲んだ、オミジャ酢?の飲み物がさっぱりとした味わいでおいしかった。

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スパには4時間滞在可能だったので、中のレストランで夕食を取ることにした。海鮮チゲ?の定食を選んだ。味噌のチゲだが、ご飯にも合って美味しく頂いた。さつま揚げのような付け合わせも出てきた。レストランは座敷形式で、この手の健康ランドの食事処は座席でくつろぐのが一番である。

スパを退出し、新世界デパートのグロサリーで買い物をして、センタムシティを後にした。

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西面駅の地下街の化粧品店はどこもセールをやっていて、2個で1個分のお値段だった∑(゚Д゚)。

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サーティーワンにも入ってみたが、日本とフレーバーがかなり違っていた。ブルーベリーヨーグルトを買ってみたが、これはぜひ日本でも…!シングルの値段は、東京都心部とあまり変わらない。

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西面市場にある占いの店は、奇門遁甲をやるらしい。「帝都物語」に出てきたやつではないか。
そういえばホテルに戻ってテレビを見ていたら囲碁の番組をやっていて、東アジアの文化のつながりはやっぱり面白いと思った。

1日動き回って疲れたので、早めに寝についた。夜半に激しい雨が降ったようだ。

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エクストリーム京阪奈の旅 その2

エクストリームな京阪奈の旅、2日目である。

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朝早く起きて奈良公園方面にジョギングに行った。奈良国立博物館の近くに行くと鹿の群れが見え始めた。この時間では人もそれほどおらず、のんびりと鹿を観察できる。
すでに営業を始めている鹿せんべい屋もあり、小銭を持たずに出てきたことを後悔した。近づいてくる鹿には手の平を広げてせんべいがないことを伝えるが、鹿は本当にそのことが分かるようでこちらから離れていったのが面白かった。

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猿沢池の横では、素人の私でも簡単に奈良らしい風景を撮ることができた。池の周りを一周してみた。

ホテルで朝食を取り(奈良県らしいメニューが多くて、品数も多くなかなか良かった)、休憩した後に近鉄奈良線から京阪本線に乗り換えて京都の南座に向かう。

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南座では歌舞伎の刀剣乱舞の衣装展を見た。ロビーと舞台を回って展示を見る形式で、刀剣男士のかつらの細かい細工が興味深かった。
舞台には花道を通って移動したが、舞台からは3階席までしっかり見えることには驚いた。

南座の向かいのレストラン菊水で昼食を摂る。いくつかのメニューの盛り合わせを注文したが、ご飯にも合う洋食だと思った。四条通は混雑しているが、菊水ではそれほど待たずに席に着くことができた。

この後京阪本線で大阪に移動し、ホテルに荷物を置いて住吉大社に向かった。道頓堀から難波のエリアも大混雑だった。

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南海本線住吉大社駅から出るとすぐに住吉大社である。音に聞く反橋はかなりな傾斜でスリリングだった。
境内には本宮が4つあったり、他にも興味深い場所が多々あったのだが、夕方の遅い時間だったので回り切ることができずまたの機会に、となった。ちなみに住吉大社はウサギとも縁があるそうで、本宮の横に大きなウサギのぬいぐるみが置かれていた。

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ホテルに戻ってしばし休息を取った後、心斎橋の OSK Revue Café in Brooklyn Parlor OSAKAに行って「The Tale of Genji」を観た(写真撮影OKだった)。
OSKの京我りく、琴海沙羅、蘭ちさとの3名の出演で「源氏物語」の葵の上と六条御息所の件をレビューにした作品だ。
映像をうまく活用して場面転換をうまく行っており、音楽は洋楽だけでなく六条御息所の妄執を表す場面では長唄も使われていた。この長唄の場面の琴海の感情表現のうまさは印象に残った。
台詞少なめ、踊りで物語が進行していくので海外の観光客にももう少しアピールしてみても良かったかもしれない。

この日は大移動の1日だったので、早めに寝についた。

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翌日、朝は再びジョギングした後に芝居を観て文楽劇場の展示を見て東京に戻った。
朝、ジョギングをするならば大浴場で朝風呂のできる宿を探すべし!というのが今回の旅で大きく感じたことだった。朝風呂はいい。

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エクストリーム京阪奈の旅 その1

今回もエクストリーム旅行である。3日間で奈良→京都→大阪を移動しての旅だった。

朝早く起きて東海道新幹線に乗る。2月にあった京都マラソンに行った時に、デッキに手荷物を置くことのできる座席にしたら非常に楽だったので今回もその座席にした。
残念ながら、今回は雲がかかって富士山が見えなかった。

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京都駅で近鉄特急に乗り換えた。今回は窓口でしか買えないフリーパスを買うことにしたのだが、混雑を予想して特急の出発時間より早めに行ったら思ったより早く買うことができた。窓口の方の対応が実にスピーディーでかつ親切だ。

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特急で橿原神宮前駅まで行き、そこで近鉄吉野線に乗り換える。ホームに吉野行きの特急「青の交響曲」が停車していたが、装飾が素晴らしくて機会があれば乗ってみたいと思った。

吉野線に揺られて約1時間、終点の吉野駅に到着した。駅に到着するとちょうど正午で、その通知のためか「こいのぼり」の曲が流れていた。この曲はすっきり晴れた青空によく合う曲だ。

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今回の目的地は秘仏のご本尊金剛蔵王大権現3体を御開帳している金峯山寺である。ロープウェイを使って行く方法もあったが、今回は歩いて行くことにした。駅からは七曲坂をショートカットする近道を使って移動したが、結構な傾斜ですっかり息が上がってしまった。

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金峯山寺に到着し、拝観料をお支払して蔵王堂の中に入る。ご本尊は驚くほどに大きく、黒みがかった青い肌の色で、そしてほんのり愛嬌があった。パーテーションで区切った小部屋がご本尊の真ん前にいくつか設営されていて、間近で拝むこともできる。しばらくこの小部屋に入ってじっくりと拝見させて頂いた。

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蔵王堂からは来た道を戻って吉野駅に向かう。今度は下り坂なので実に楽である。途中のお店で柿の葉寿司や葛湯を買いながら歩く。柿の葉寿司は吉野駅での待ち時間に頂いた。

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再び近鉄吉野線に乗り、橿原神宮前駅で近鉄橿原線に乗り換えて西ノ京駅から薬師寺に向かう。以前伺った時に境内の素晴らしい開放感を味わって以来好きになったお寺である。
まずはお写経をしたのだが、15年かかってお写経の集印帳の1冊目(12巻分)が終了した。
その後本堂をお参りした。本堂の中を風が通って実に気持ちが良い。前述の開放感といい、薬師寺にくると自然と近づいている気分が濃厚になると思った。

西ノ京駅から再び近鉄に乗って大和西大寺駅に行き、そこで奈良駅に向かうバスに乗り換えた。今回購入したフリーパスは奈良交通のバスにも乗ることができるので便利だ。
JR奈良駅の横にあるスターバックスで一服した後、ホテルにチェックインした。スターバックスは、昔の駅空間を生かしたこれまた開放感あふれるいい店舗だった。

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第20回秩父いってんべぇウオーク

第20回秩父いってんべぇウオークに参加してきた。今年からは鉄道会社との合同イベントとなり、春と秋の2回開催になったらしい。今回は秩父鉄道バージョンだ。コースは、秩父鉄道武州日野駅から御花畑駅までの11kmとなる。

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西武池袋駅からラビューに乗って西武秩父に向かう。ラビューはムーミンバレーの5周年記念車両で、車内の所々にムーミン谷の皆さんのステッカーが貼ってある。
御花畑駅から秩父鉄道に乗ったが、なんと昔三田線を走っていた車両であった。熊本だけでなく秩父でも第二の人生を送る車両があったのか…。

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武州日野駅を出発してしばらくして、「熊出没注意」の看板を見つけた。今回のウオーキングも熊鈴を持参するようにとお知らせがあったので、気をつけねばである。この後「猿出没注意」の看板も見かけた。
この辺りから、だんだん参加者がばらけてきてマイペースで進めるようになってきた。

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秩父鉄道の橋梁と山の風景はいい眺めだった。この日は線路沿いにカメラを持って待ち構えている人を多く見かけたのだが、この日は秩父鉄道で特別仕様のパレオエキスプレスが走っていたそうだ。

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清雲寺でしだれざくらを見物する。しだれざくらが何本も植えられているので圧巻の眺めだ。「京鹿子娘道成寺」の白拍子花子の衣装が思い浮かぶ感じがした。

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浦山ダムもコース沿いから眺めることができる。去年のいってんべぇウオークは浦山ダムを経由するコースだったので行ってみてもよかった。
山の斜面のところどころにも桜が咲いているのがいい眺めである。

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お祭りのポスターが貼られていたのだが、なんと歌舞伎を上演するではないか!しかも「神霊矢口渡」の二段目は多分観たことがなく興味津々である。機会ができたら歌舞伎の公演も観に行ってみたいと思う。

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武甲山が見えてきた。

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本当にクマが出てきそうな山道を越えると、コース終盤の羊山公園に入った。桜の木の下で羊が草を食むというほのぼのした風景を見ることができた。

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羊山公園では芝桜が見ごろであった。武甲山も入れて映える写真を撮ってみた。様々な色の芝桜が斜面に咲いているので、美しい眺めを楽しむことができる。

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公園の中にお店が多数出店していたが、イノシシのはく製も参加していた。ちちぶししお君という名前らしい。

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歩き終えた後、西武秩父駅そばの田舎家さんにて舞茸天ぷらそばを注文した。思ったよりもたくさんの舞茸が出てきてうれしい限りである。

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再びラビューに乗って西武池袋へ向かった。ラビューの座席は非常に座り心地が良い。

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第12回さいたマーチ 2日目

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さいたマーチの2日目は、前日と同じく10kmのコースを歩いた。スタート地点のさいたま新都心バスターミナルを出発し、氷川神社から大宮公園を回って戻ってくるルートである。

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スタートから1km少々で氷川神社の参道に着いた。こちらの参道は途中にカフェもあったりして、のんびりと散策しながら歩くのも楽しそうだ。
桜の木もあったが、昨日の見沼田んぼ沿いの桜と同じく日当たりの良いところに少々咲いている状態だった。

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参道の脇で町石を見つけたが、十三町まで確認することができた。
一の鳥居から2km少々歩いて氷川神社の社殿に到着した。お宮参りの赤ちゃんを見てほっこりとした気持ちになる。

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NACK5スタジアムの横を通り過ぎて、大宮第二公園の中に入った。この辺りがコースの中間点で、ここからしばらくはいくつかの公園を通過することになる。花が植えられていたり、池があったりとさまざまな光景を楽しむことができた。

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ゴール地点の1kmぐらい前にある、大宮アルディージャ推しの企業さんの壁に書かれたアルディージャのロゴは、年季が入っていていい感じであった。

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造幣局の横を通過してスタート地点に戻る。10kmだとやや物足りないので、来年は20kmに参加してみてもいいだろうかと思った。

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MOVIXさいたまでは、『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』がまだまだ絶賛上映中だった。さすが聖地である。

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第12回さいたマーチ 1日目

 

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第12回さいたマーチに参加してきた。
1日目は、見沼田んぼや芝川近辺を回る10kmコースである。去年は同じコースを雨の降る中歩いたのだが、今年は快晴で気温も20℃越えとなった。

hamachidori.hateblo.jp

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スタート地点はさいたま新都心バスターミナルで、ここは隣接する場所にしまむらの本社?がある。出発式に参加した後にスタートとなる。

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見沼田んぼエリアの桜は、まだ開花していない木がほとんどだった。日当たりのいいところにある木にぽつぽつと花が咲いているぐらいか?去年は満開に近い状態だった記憶があるので、今年は本当に開花が遅いんだな…。
ところで去年購入しシューズ、GEL-TRABUCOはふかふかした感覚が実に快適である。歩くのが(本当は走る方のシューズだが)実に楽しいシューズである。

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途中、埼玉スタジアム2002の屋根が見える場所があった。

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コースを折り返して芝川沿いに来ると、視界が開けて気持ちがいい。遠くには新都心のビル群が見える。それにしても、去年も同じ場所を通ったのに天気が違うとえらく眺めが違うものだと思った。

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芝川から先は菜の花の群生をたくさん見かけたが、首都高脇の道は歩道の近くまで生えているので花の香りを楽しみつつ歩いた。

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サッカーの好きな人はここもチェックポイントである、駒場サッカー場の前を通過する。

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造幣局の脇には、さまざまな種類の桜が植えられていた。4月にはこの場所を公開するらしい。将来、「造幣局の通り抜けinさいたま」とかできたりするだろうか。
造幣局のしばらく先がゴールである。

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