続ブログションガネー

心にうつりゆくよしなしごと

奈良マラソン2024 その2(東大寺へのお礼参りからコースの下見まで)

奈良滞在の初日から3日までは猿沢池そばのホテル尾花に宿泊した。朝食に奈良のご当地メニューがたくさん出たり、ロビーに蔵書多数のライブラリーがあったりと良い環境の宿である。

obana.nara.jp

 

朝食を摂った後に、東大寺にお参りに出かけた。コロナ真っ盛りの時期に、ニコニコ生中継の大仏様や二月堂の定点配信に大いに励まされたのでそのお礼参りである。
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本日も鹿との交流を深めるが、鹿せんべいをあげるのには技術を要すると思った。せんべいを持った途端に多数の鹿に囲まれてコントロール力を失い、雄鹿にはズボンに食いつかれた∑(゚Д゚)。鹿は眺めているだけが一番だ。

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天竺様でおなじみの南大門は実に大きい。奈良のお寺は、こちら東大寺薬師寺法隆寺など建築的にダイナミックなところが多いと思った。

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大仏殿そばの池の脇にいい感じにポーズを取る鹿がいて、周囲にいた皆さんもこのポーズの良さを褒め称えていた。

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おなじみの角度からの大仏様である。
大仏様にお参りするのは数十年ぶりだったかと思うが、本当に大きいお姿だ。そして華厳宗の世界観が伝わってきた。また、コロナの大流行を経験したことで大仏様を作った聖武天皇の祈る気持ちが理解できるようになった。

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お水取りの行われる二月堂にも足を延ばした。その道すがら、土産物屋さんの前に黒猫がうずくまっており、その先には鹿が立っていた。猫を見つめる鹿と人間…。

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ニコニコ生中継の修二会の中継でおなじみの角度から二月堂を撮影してみた。いい青空である。お堂からの奈良市内の眺めも実にいい。
いつの日か、修二会の聴聞にも伺ってみたいものだ。

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そしてロートフィールドで行われている奈良マラソンのEXPOにナンバーカード引き換えに向かった。
そういえばロートフィールドの近くにある奈良ユースホステルに高校生の時に泊まったことを思い出した。高校の運動会の1㎞走で最下位になった私が、市民ランナーとなって数十年後に戻ってくるとは、人生はよく分からないものである。
ナンバーカード引き換え所に、なぜか「なら・シルクロード博」の看板があった。これは昭和遺産ではないか。

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ナンバーカードを引き換えた後、出展ブースを歩き回った。奈良県は靴下の産地のせいか靴下関連の出店が多いのが興味深かった。私もソックスとアームカバーを購入した。アームカバーは、奈良マラソン2024のロゴ入りである。

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ステージでは、瀬古さん、有森さん、松井絵里奈さんにせんとくんが挨拶をしていた。そういえば、瀬古さんをライブでお見掛けするのは初めてなんじゃないか。

EXPOから撤収したのが12時過ぎで、この時点で歩数が16,000歩を越えていた!

午後は古い友人と再会し、コースの序盤に当たる平城宮までの道を案内して頂いた。
初めて参加するアウェイのレースなので、こうやって事前にコースの雰囲気を知ることができるのは大変ありがたいことだ。

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奈良マラソンの翌週は若宮おん祭が行われるのであちこちにお祭りののぼりが掲げられている。古典芸能マニアとしては、一度拝見したいお祭りである。

ホテルに戻って休息した後、夕食を摂ってから花園新温泉(昭和な雰囲気の銭湯)で入浴し、寝についた。音に聞く、奈良マラソン中盤の坂道に緊張しつつ…。

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