続ブログションガネー

心にうつりゆくよしなしごと

はとバスツアーで牛鍋と寄席を楽しむ

11月終わりに、はとバスのツアー「【都民割】夜の浅草 老舗の牛鍋と笑いの殿堂 | はとバス【公式】」に参加してきました。
参加したのは、ロケットニュース24のこの記事を読んだのがきっかけです。
【都民は割引】今さらだけど「はとバス」で東京観光してみたら想像の何っ倍も楽しかった – ロケットニュース24
・いつも浅草を散歩する時に前を通る米久本店に入れる
・久しぶり寄席に行ってみたい
・もっとTokyoの割引でお手軽価格で参加できる
という点が良いと思ったのが参加理由です。

当日は、東京駅の丸の内南口の場とバス乗り場に集合です。バス乗り場でもろもろの手続きを済ませて乗車、その後まもなくして出発しました。まずはJRの高架下をくぐり、中央通りに出ます。ちょうどクリスマスのイルミネーションが始まったころで、通り沿いのイルミネーションを一気に眺めることができるのが素晴らしい。
そして江戸通りに出て浅草方向に向かい(東京マラソンのコースと一部かぶっている!)、この間バスガイドさんが車窓風景や米久本店での牛鍋の作り方を案内してくれます。牛鍋はセルフサービスで作り、店内に滞在する時間も限られているのでしっかりと聴きます。ガイドさん、大事なことは繰り返して話してくださるのでありがたい。
やがて浅草に到着し、浅草寺裏の駐車場にバスは停車します。駐車場の横には平成中村座があった!

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駐車場から米久本店までは徒歩で移動し、お店の二階に上がって牛鍋の時間が始まります。すでにテーブルには鍋に山盛りとなった牛肉がセッティングされていました。

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店員さんのナビゲーションでツアー一同が一斉に牛鍋を作り始めます。マッチでコンロに点火し(マッチをすったのは何年ぶりだろう)、牛肉の下に隠された脂を鍋に伸ばし、割り下を注いで、野菜を入れて、お肉も入れる。黙々とこの作業を続けます。割り下が好みの味付けでした。割り下の勝利!

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その後、再び徒歩で浅草演芸ホールに移動しました。演目の合間を縫って場内の二階へ入ります。二階席の上手に、今は使われていないようだけどバルコニー席があるのが面白い。そして高座はちょうど林家たい平さんが出ているところで、笑点の思い出を語っていました。オチはあの方!亡くなっても愛されているあの方!

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続いては林家あずみさんの三味線漫談で、里帰りしたときのお話を題材としたもの。途中で私服に着替えたたい平さんが乱入してきた∑(゚Д゚)。
トリは桂三木助さんの「三枚起請」で、喜瀬川おいらんの艶っぽい語りが印象に残ります。浅草で吉原のことが出てくる噺を聴くと臨場感があるなあ。


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寄席が終わると、またまた徒歩移動で浅草寺へ。本堂の門は締まっていますが、境内は人がそれほどおらずのんびりとライトアップされた境内やスカイツリーを眺めることができます。

最後はバスに戻り、下谷から首都高に乗って築地まで行きます。普段はこのルートは地下鉄で移動しているので、首都高からの眺めは新鮮でした。旧築地川の橋を通ってゆくのは、船でクルージングしている感じがしました。
首都高を出た後は、歌舞伎座の前や銀座四丁目の交差点を通って丸の内南口に戻りました。

今回は3時間ほどのコースでしたが、その中で食事、寄席、参拝、夜景見物を楽しめるのでかなり充実した内容でありました。

 

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