続ブログションガネー

心にうつりゆくよしなしごと

8年ぶりの沖縄の旅 2日目

沖縄の旅、2日目。

ホテルの朝食は、沖縄そばタコライスなどの沖縄料理もメニューに入っていてなかなか良い。両方ともご飯や麺や具を自分でよそう型式だ。


朝一番で、以前から行きたいと思っていた対馬丸記念館へ行く。館内には遭難者の写真や名前、遭難までのタイムライン、学童疎開についての概略(対馬丸には九州に疎開する人々が乗っていた)、当時の国民学校の様子などが展示されている。
子供の頃、アニメの『対馬丸』を観たのだが、作品中に出てくる遭難中の子供のエピソードが生存者の体験談だったことを知る。それにしても、疎開のために乗った船が攻撃を受けるというのはひどすぎる話だ。
www.tsushimamaru.or.jp


対馬丸記念館からほんの数分で波の上ビーチに着くことが分かり、行ってみることにした。
これまた実に久しぶりの場所だったが、明るい海の色を眺めていると気分がすっきりする。セミも鳴いていて、そろそろ梅雨明けではないかと思った。


波の上ビーチから国道58号に行く途中にある福州園にも立ち寄った。ここは中国式の庭園で(福州式の庭園だそうだ)、コンパクトながら滝もあったりして本格的なつくりだ。園内を歩くのも良し、ところどころにある建物の中でのんびりするのも良しという所だった。
www.fksn-okinawa.jp


国道58号線でバスに乗って国立劇場おきなわに向かう。
こちらのレファレンスルームでは、予約なしで過去の上演の記録映像を見ることができる。沖縄芝居の役者の公演と、民俗芸能の公演の映像を見てみた。
前者は、久高将吉の「南洋小唄」がいい。着流しで踊るのは、沖縄から離れた場所(サイパン)にいるからだろうか。後者で採り上げられた名護市久志の「南洋浜千鳥」はロングドレスを着て踊っているのだが、バレエ風の振り付けと見事にマッチしていいものだった。同じ名護の幸喜の「柳」は二人の立ち方が途中で手をつなぐ振りが出てきたのには驚いた。


昼は、劇場から15分ほど歩いて安謝の沖縄そばあじゃず」でそばといなり寿司を食べた。いなり寿司のお酢の加減が好みの味付けだった。



劇場に戻る前に向かいにあるファミマとセブンイレブンに立ち寄ったのだが、2軒とも店舗名に「国立劇場」と入っているのがいい。


午後は沖縄芝居の公演を観た。芝居二本に舞踊数本の組み合わせで、沖縄芝居を観ることの喜びを強く感じた。瀬名波孝子の「早口説」は絶品なり。

終演後、外に出てバス停に向かう途中で夕立に降られた。夕立に遭遇するのは久しぶりだったような気がする。
バスに乗っても雨は降り続き、次の目的地に近い屋根のあるバス停で降りることにする。そのバス停でしばらく雨宿りをして、雨が止んだところで再び移動を始めた。

前日から歩き通しだったので、リラクゼーションサロンでリフレクソロジーをやって頂く。蘇った…!


この後サンエーの那覇メインプレイスに行ってハンズで買い物をした後、とんかつ職人かつ乃屋でとんかつを食べる。この日も暑かったのでまたもや肉類である。それから、飛行機の中で見た「孤独のグルメ」で五郎さんがとんかつを食べていたのでその影響もある。

ゆいレールに乗ってホテルに戻る。
ところで2日間歩き回って、あちこちでジョギングをしている方に遭遇したのだが、沖縄のジョギング人口が増えているのだろうか。

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